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信州の魅力を全国へ!「YOSAKOI祭りサークル和っしょい」【サークル紹介#3】

  • 2022.11.15
  • 2023.04.12
  • インタビュー
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みなさんこんにちは!

信大サークル紹介第1弾、第2弾はみていただけたでしょうか?まだ見ていない人はこちらから↓

第3弾は「信州大学YOSAKOI祭りサークル和っしょい」さんを取り上げます!

皆さん一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?そんな和っしょいさんから濃いお話をお聞きすることができたので、ぜひ最後までご覧ください!

【20周年記念公演】詳細情報はこちら

出典:和っしょい20周年記念公演Twitter

まずは和っしょいさんからお知らせです!

2022年11月27日(日)にキッセイ文化ホールにて「和っしょい20周年記念公演~心をひとつに~」が開催されます!和っしょい過去作品の復刻演舞や過去に使用された衣装などの展示、記念グッズの販売などもあります。

開催情報

開催日時2022年11月27日(日)
開演14時~16時30分 (会場は開演の1時間前)
会場長野県松本文化会館(キッセイ文化ホール)
料金入場料
一般:1,000円
高校生以下:無料
お申し込み方法和っしょい20周年記念公演 心ひとつにのチケット情報(長野県) – イープラス (eplus.jp)
記念公演ホームページ
Twitter、Instagram
和っしょい20周年記念公演 公式サイト
和っしょい20周年記念公演 公式Twitter
和っしょい20周年記念公演 公式Instagram

Twitterなどは随時更新されるのでこまめなチェックをお忘れなく!

記念公演にかける想いとは…

今回は20周年記念公演実行委員会の委員長の加藤さんにお話を伺うことができました。

20周年かける想いとは…それではインタビュー内容へどうぞ!

今回は取材を受けていただきありがとうございます。
簡単に自己紹介をお願いします。

20周年記念公演実行委員会の委員長の加藤宇宙と申します。経法学部を2021年に卒業した和っしょいOBです。
今日はよろしくお願いします。

まず、20周年記念公演をやろうと思ったきっかけを教えてください。

自分が入った代が16代目で、そのころから20年という節目で何かやりたいという意識がありました。そして、コロナ禍で通常の活動も思うようにできない中で後輩たちの活動に対して何かできることはないかという思いがあり、この公演を実現することを決意しました。

特に後輩の活動に感化されたことが大きかったです。新入生を積極的に歓迎して、出来ることから日々懸命に活動している姿を見て、人前で踊る機会を作ってあげたいなと思いました。

この記念公演はどんなテーマになっているのですか?

和っしょいに関わってくださった全ての皆さまに感謝を伝え、心をひとつにして楽しんでいただきたいという思いから「和っしょい20周年記念公演~心ひとつに~」というタイトルつけました。

今回の公演で踊る作品を簡単に教えてください。

歴代の作品を復刻盤として踊ります。コロナ禍であまり踊れなかった作品やメンバー内で踊りたい作品を中心に全8作品を踊ります。

他にも企画しているものがあると来たのですが…

大きく2つあります。
1つ目は今までの作品で使用した衣装などの展示。
2つ目は長野県で活躍している方とのコラボ企画です。

もう少し詳しく教えてもらってもいいですか?

過去に使用した衣装の展示や作品の作成過程などをヒストリーブックにまとめて販売します。
この公演の意義の一つでもあるのですが、歴代の作品を詳細に記録し、まとめるというひとつの試みを行っています。
和っしょいの活動は踊りをメインで考えがちなのですが、その作品に込められえた思いなどを知るとまた違う楽しみになると思います。

2つ目は「うみなつ珈琲」様とのコラボとTOMOYAARTS(トモヤアーツ)様とコラボさせていただいてます。
このお二人に共通していることは長野県でご活躍されていてるという点で、一緒に長野県を盛り上げていきましょうということでコラボさせていただきました。

出典:和っしょい20周年記念公演Twitter

今回の20周年公演は踊りだけじゃなくで企画もこんなにたくさんあるんですね!

そうですね。
より詳しいことはTwitterやホームページに掲載しているのでぜひチェックしてみてください。

信大生に向けて公演のPRお願いします。

今回の公演は和っしょいのことについて知ってもらえるいい機会だと思っていますし、長野県の魅力を知る機会にもなっていると思います。和っしょいに興味のある人も、ない人も楽しめる内容なのでぜひ来てみてください!

本日は貴重なお話ありがとうございました!

副代表へ和っしょいの魅力と実態を聞いてみた!

では本編に入っていきましょう!

今回は副代表の林礼夏さんがインタビューに答えていただきました。

手前左側が和っしょいの林さん

さっそくインタビュー内容をどうぞ!

「和っしょい」ってどんなサークル?

林さん今日はよろしくお願いします。
早速なのですが、まずは簡単に自己紹介をお願いします。

教育学部2年、20代目の林礼夏です。
和っしょいでは副代表を務めていて、衣装作成を担当する衣装係に所属しています。
今日はよろしくお願いします。

ありがとうございます。
では、次に和っしょいさんの活動内容や歴史について教えてください。

和っしょいはもともと、名古屋の「にっぽんど真ん中祭り」を見て感化された方が、いろいろなサークルから人を集めてできたと聞いています。

和っしょいの活動はこの「にっぽんど真ん中祭り」を最終目標に、地域のイベントなどを中心に参加しています。1年に一つ長野県の自然や歴史などをテーマに衣装、振り付け、曲などを一から作り上げます。

ここで補足

にっぽんど真ん中祭りとは、8月末の3日間愛知県名古屋市を中心に開催される日本最大級の踊りの祭典である。「観客動員ゼロ=全員参加型」の祭りをコンセプトに掲げる通称「どまつり」は、2010年に世界一の総踊りとしてギネス記録に認定されている。年々、参加者や参加チームは増加しており、今年度の参加チームは市街地参加とオンライン参加チーム合わせて503チームに上り、県内外から参加している。(出典:にっぽんど真ん中祭りホームページ)

振り付けだけじゃなくて曲や衣装までも一から作ってるんですね。すごい…

練習は基本的に毎週土日、一日練習で9時から17時、学校の体育館やグリーンフィールド、市の体育館などを使用しています。

ちなみに何人所属しているのですか?

1、2年あわせて50名以上所属しています。男女比は2:3くらいですね。今、男子の人数が足りないので絶賛大募集中です。

林さんは衣装係に所属しているとおっしゃっていましたが、ほかにどんな係があるんですか?

振り係、曲係、衣装係、大道具係、地方車係(じかたしゃ、お祭りの時に使用する誘導車的なもの)の5つあります。一人一つの係に所属しています。

一つの作品が作り上げられるまで

衣装や振りなど一から作っていると言っていましたが、一つの作品を作り上げるまでにどんな過程があるのですか?

前年の10月ごろにテーマが決定して、6月ごろに初お披露目になります。

テーマなどはどのようにして決まるのですか?

テーマに関しては、代替わり後にみんなで会議を繰り返してイメージなどを共有して決定します。作品の根幹を担う曲に関しては、和っしょいと約15年以上付き合いのある、県内の作曲家さんにイメージを伝えて作っていただいてます。

1年生は入部後約1か月で初お披露目ってことですか?

そうですね(笑)
でも、先輩たちも元々初心者だったので優しく教えてくれました。そのなかで、先輩との交流や一つの作品を作り上げる過程でチームの団結力みたいなものも作り上げられます。

練習の中でもみんなで楽しむことがベースにあるので練習自体も楽しいですし、休み時間に交流があってある意味サークル感があるのでとても楽しいです。

実際の作品やお祭りってどんな感じ?

Twitterで見たんですけど、つい先日お祭りに参加していましたよね?

代替わり後初めての祭りだったんですよ。
三重県津市で行われた安濃津よさこいに参加して、津市長賞(3位相当)を受賞しました。

すごいですね。この時に披露した作品ってどんなものなんですか?

今年の作品は「花満(はなみち)」という作品で高遠城址公園の桜を題材にしています。
曲や衣装にもこだわっていますが、雄大な山々に広がる天下第一の高遠の桜を演舞でいかに表現するかが審査にも重要になっています。

YouTubeやTwitterにもPVがあげられているのでぜひ見てみてください!

↓和っしょい2022新作PV「花満」はこちら↓

単純に踊りだけが重要なんじゃなくて地域の魅力、信州の魅力をいかに表現するかが大切なんですね。

私たちの最終目標でもある日本ど真ん中祭りでは、2017年以来の5年ぶりにファイナルステージに進出することができました。

林さんのことについてもお聞きしました!

ここからは林さんのことについて少し聞かせてください。
まず、なぜ和っしょいに入ろうと思ったんですか?

もともとダンスには興味があったんです。
でも和っしょいの存在は知りませんでした。
和っしょいのガイダンスに行ってみると、とても雰囲気が良くて魅力的に感じたんですよね。

具体的どこに魅力を感じたんですか?

練習の時の雰囲気が高校の文化祭のような楽しい感じがして、でも真剣に振りの練習をしているときもあるというメリハリがあったんです。
今までの部活の感じとは違く、イメージしていたサークルの雰囲気とも違くて少し驚きも感じました。自由度が高くて、全力で表現ができる場所だと思ってこのサークルに入りました。
簡単に言うと、部活とサークルの良いところを両方持ち合わせているって感じですね。

いいとこどりなんてめちゃいいじゃないですか!

メンバーと一緒にいる時間が長いので横のつながりも作れて、OB・OGの方はお祭りなどにも来てくれるので縦のつながりもできる。そういった意味でもサークルと部活のいいとこどりだと感じてます。

和っしょいの活動で大変だったこと、楽しかったことを教えてください。

大変なことは、人数が多いのでその中で連携をとることですね。
私は衣装係に所属しているので、衣装デザインのイメージを共有することが一番大切なんですけど、一番大変です。また、一つの作品を作るにあたり他の係との連携が必要不可欠なのでその点においても苦労しました。

会議段階の衣装のデザイン画
提供:和っしょいさん

衣装も一から作っているからこその苦労なんですね。

楽しいことは、私たちみんなで一から一つのものを作り上げているので達成感があることです。振りがそろったときや衣装が完成したときはものすごく達成感ややりがいを感じます。
あと、みんなで楽しむことがベースにあるので普段の練習からすごく楽しいです。

ちなみ和っしょいでは「よさ名」というものがあると聞いたのですが…

毎年1年生の時に先輩からつけもらうあだ名みたいなものですね。よさこいをやっているチームは結構やっていると思います。

ちなみに私は「たまピヨ」です。

どうしてたまピヨというよさ名になったのですか?

卵が好きだからです(笑)

最後に読者の信大生に向けてひとことお願いします。

ぜひお祭りなどで和っしょいの作品を見ていただきたいですし、和っしょいは部活とサークルの魅力が両方あるところだと思います。新入生など気になった方は体験などに参加してみてください。そして、SNSなどもやっているのでそちらも確認してみてください!

↓和っしょいさんのSNS各種はこちら↓

公式Twitter:https://twitter.com/wasshoi_yosakoi

公式Instagram:https://www.instagram.com/wasshoi_yosakoi/

今日はインタビューに答えていただきありがとうございました!

最後に

今回は「信州大学YOSAKOI祭りサークル和っしょい」さんを取材してきましたが、いかがだったでしょうか?

お祭りなどで見る華やかな姿は見たことある人もいると思うのですが、実はその衣装や大道具なども自分たちで作っているなんて驚いた人も多いと思います。僕は驚きました。

取材をしていて、お話の端々に信州の魅力を全国へ発信することや見ている人に感謝していることが感じられてそういった面もあって周りから支援されるサークルなのだなーと感じました。

20周年記念公演はかなり大きなイベントで楽しいこと間違いなしだと思うので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

↓和っしょいさんのサークル情報はこちらのページにも掲載されているので、併せてチェックしてみてください↓

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この記事を書いた人

秋山真歩

秋山真歩

シンダイガイド3期メンバーのまゆです。信大生へ有益な情報をマイペースにお届けします!よろしくお願いします。

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