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信州を遊び倒すなら車が必須!【信大生向け松本レンタカー比較記事】

  • 2022.02.24
  • 2022.10.18
  • お役立ち
  • 松本

我らが信州大学のある長野県で、「さぁ、出かけよう!」となると、必ず問題になるのが交通手段。長野県がデカすぎる。たまに、徒歩や自転車で遠方まで行ってしまう信大生もいるけど、あくまで例外。多くの信大生が少し遠くへの買い物や市町村を越えてまで出かけるときには、基本車を使う。夏はまだ自転車で頑張れるけど、冬はもう無理という意見もちらほら…。

とはいえ、せっかく長野県に住んでるんだから、夏は山、冬はスキーやスノボをやってみたい。けど、車持ってないし…。そんなときには、今回紹介する”レンタカー”。けれど松本市内だけでもレンタカー屋さんは多くあって、どれを選べば良いかが分かりづらい。信大生が多く利用しているレンタカー屋さんをいくつか紹介して、どんな人にどこがおすすめなのかを紹介していくぞ!

比較記事を見る前に~前提と注意点~

前提

この記事では、レンタカー料金の比較がしやすいように自動車を以下のような3グループに限定して紹介します。学生が最も利用しがちな3種類の大きさの車を選びました。

  • 軽自動車:4人乗用の中で最安クラスを紹介。2~3人+スノボなどの荷物など。
  • 普通自動車:5人乗用の中で最安クラスを紹介。軽より少しゆとりある移動を。
  • 大型乗用車:8人乗用の中で最安クラスを紹介。大人数や大荷物での移動を。

また、比較しやすいようにレンタル時間は、6h/12/24h/超過1hのみ紹介します。

6h12h24h超過1hクラス車種例
⇧レンタカー価格表の見本

注意点

今回紹介するレンタカー料金は、年会費や利用額が関係ない会員割引とWeb割引など常時ある割引を反映させた上で掲載しています(各表の※にて説明)。一方で、期間限定の割引やハイシーズン/北海道と沖縄特別料金については紹介しません。他にも細かい条件や例外がありますが、その都度※にて説明しているので、ご確認ください。

また、車種の指定については、多くの会社で別途料金が必要or割高になるので、今回紹介するレンタカー料金は、「車種おまかせ」による料金を載せています。

以下全ての内容は2022/2/23時点の情報です。

信大生がよく使うレンタカー3社+4社比べてみた!

今回は、信大生がよく使うレンタカー3社(ライター調べ)と生協割引のある4社を比較していきます!

  • 信大生がよく使う:タイムズレンタカー、ジャパンレンタカー、ニコニコレンタカー
  • 生協割引がある:トヨタレンタカー、オリックスレンタカー、日産レンタカー、ニッポンレンタカー

①タイムズレンタカー

概要

松本駅付近にあるレンタカー会社。松本駅前店では、3分類の乗用車を取扱っている。「ピッとGo」というシステムがあり、事前に登録すると受取時の煩雑な手続きがなくなりスムーズに乗ることができる。

また、会員はWebからの予約であれば常に通常価格の20%オフで利用することができる。さらに会員限定の割引キャンペーンもよく開催されているので、利用するなら会員になることが推奨される。あと、カウンターにあるポケットティッシュが嬉しい(基本、レンタカーにティッシュは無いため)。任意加入の免責補償が充実しているので、運転初心者には心強い味方となる(ライターは2度傷をつけましたが、免責補償のおかげで0円でした…)。

返却時のガソリン満タン駐車場なし
深夜貸出不可支払方法原則クレカ※
ETC機器標準装備スタッドレス標準装備

※現金での支払いも可能だが、写真付き証明書などが必要になる上に、クレカしか使えないプランがある。

レンタカー料金

6h12h24h超過1hクラス車種例
4,042円5,775円704円C1デミオ/ノート等
10,395円14,850円1,760円W4セレナ/ヴォクシー等

※通常会員料金(Web予約)かつ車種おまかせの料金を掲載。軽自動車は取り扱っていない。また、12hについては、開閉店時間の都合上調査できなかった(判明次第追記する予定)。

※シーズン料金はあるが、平日も休日も料金は同じ。但し、平日は会員限定の割引キャンペーンがあることが多い。

注意点

お店の開店/閉店時間があるので、受取/返却時間には注意が必要。なお、プレミアム会員になれば、前夜サービスタイム(前日17時から翌営業時間までの利用は追加料金なし)がある。また、駐車場がないので注意が必要。自転車で行く場合は、付近にある松本市営の無料駐輪場に停めるのがおすすめ。「車種おまかせ」にすると何とも言えないカラーリングの車にあたることがある(運次第)。

保険

全員が利用できる標準補償コース(0円)とは別に、任意で追加できる免責補償が2種類ある。標準補償コースには、対人補償(無制限)や対物補償(無制限)、人身傷害補償(3,000万円まで/人)などの基本的な保険が含まれている。

  1. 免責補償コース(1,100~2,200円程):対物/車両補償の自己負担金が免除。
  2. 安心補償コース(1の料金+1,100円):1に加えて、NOC免除やロードサービスが付帯する。
    ※NOCとは:事故による修理や清掃の間、その車が営業できない分を補填するために発生する補償費用のこと。

②ジャパンレンタカー

概要

南松本にあり、深夜すぎまで営業をしていることで有名なレンタカー会社。旅行用の乗用車から業務用のトラックなど幅広い車種を取り揃えている。ヴェルファイア(トヨタブランドのミニバン)にお手頃価格で乗れることでも知られている。また店舗内にカラオケも併設してあり、一人当たりの時間料金ではなく「一室料金」なので、大人数で行くほど安くなる印象。

返却時のガソリン満タン駐車場あり
深夜貸出深夜営業時間内なら可能支払方法原則クレカ※
ETC機器標準装備スタッドレスクラスによる

※現金や電子マネー等での支払いも可能だが、写真付き証明書などが必要になる上に、クレカしか使えない車種がある。

レンタカー料金

6h12h24h超過1hクラス車種例
4,800円4,800円4,800円500円K-1sムーブ/ワゴンR等
3,700円4,500円5,800円600円J-1sノート/ヤリス等
9,800円9,800円11,000円1,000円WS-7sヴェルファイア等

※全てスタッドレス装備料金。サマータイヤ料金はWebサイトへ
※大は平日料金(軽と普は平日も休日も同じ料金)。

注意点

基本的に「20歳以上及び免許取得後1年以上経過していないと借りることが出来ない」などの制限がある(ワゴン車などは24歳以上及び免許取得後2年以上など)。また、信大周辺から遠く、車やバイクなどの交通手段がないと厳しい。そのかわり、駐車場はあり、借りている期間の間は駐車できるので便利。

保険

全員が利用できる基本補償(0円)とは別に、任意で追加できる免責補償が2種類ある。標準補償には、対人補償(無制限)や対物補償(無制限)、搭乗者補償(1,000万円/人)などの基本的な保険が含まれている。通常、人身傷害補償の上乗せ的な役割として搭乗者補償はあるが、ジャパンレンタカーの約款には搭乗者補償の記載だけであった。厳密には、人身傷害の文字はあったが金額の記載が無く、電話にて問い合わせたが「人身傷害補償は無い」との返答であった。

  1. 安心プラン(600円~/日):対物補償の自己負担金が免除。
  2. Wプラン(1の料金+300円/日):1に加えてNOCも免除。
    ※1は車種によって料金が異なる。2は乗用車のみ対応。

③ニコニコレンタカー

概要

安くてついニコニコしてしまうレンタカー会社。松本市内には5店舗あり、信大周辺にはTSUTAYA元町店の北隣にあるガソリンスタンド内に併設している「元町店」がある。「ニコパス」アプリ会員だと通常料金よりも安くなるので、利用する際にはアプリをダウンロードして会員登録を済ませておきたい。以下は、元町店の情報です。

返却時のガソリン満タン駐車場あり(別途料金必要)
深夜貸出不可支払方法原則クレカ※
ETC機器標準装備スタッドレス冬季は標準装備
⇧松本元町店の情報

※現金での支払いも可能だが、支払い時に免許証が必要となる。

レンタカー料金

6h12h24h超過1hクラス車種例
2,200円2,420円3,740円1,100円Kムーブ/デイズ等
2,310円2,525円3,960円1,155円Sノート/フィット等
6,380円7,810円9,680円3,190円Fヴォクシー/ノア等

※全てニコパスアプリ会員料金。
※ハイシーズン料金はあるが、平日も休日も料金は同じ。

注意点

利用したことのある友人曰く、車両が古いことが多いとのこと(新車は価格設定が高めになっている)。また、免責補償に任意加入したい人は条件があるので注意が必要(後記)。元町店はガソリンスタンドが併設しているため、返却時に給油しやすいが、大手ガソリンスタンドのためガソリン価格が高い。元町店へ返却する時に給油するなら、付近にある「ブルーガス」さんで給油しよう(市内トップクラスに安い)。

保険

全員が利用できる基本補償(0円)とは別に、任意で追加できる免責補償が3種類ある。標準補償には、対人補償(無制限)や対物補償(無制限)、人身傷害補償(3000万円まで/人)などの基本的な保険が含まれている。

  1. 免責補償制度(1,100円/日):対物補償などの自己負担金を免除。
  2. 免責補償プラス(1,650円/日):1に加えてNOCが免除。
  3. パーフェクト補償(2,200円/日):2に加えて自損事故の自己負担金も免除。

※但し、21歳以上で免許取得から1年以上の人しか追加できないので注意が必要。

④生協割引があるレンタカー4社

生協割引とは

大学生協にて生協割引が以下大手レンタカー4社で利用できる。

  1. トヨタレンタカー
  2. オリックスレンタカー
  3. 日産レンタカー
  4. ニッポンレンタカー

生協割引を利用する場合は、生協窓口に行き申し込む必要がある。その場で、電話により空きがあるかどうか確認される。空きがある場合は、その場で割引券を受け取り、車受取時に該当店舗で支払う。

このような流れのため、早めの予約が必要であり、生協窓口の営業時間内である必要がある。また、4社とも任意加入の免責補償料金を含んだ金額に生協割引が適応されるので、任意加入しない場合には生協割引を利用しない方が安い。なお、割引額は、トヨタ/オリックス/ニッポンの3社は300~500円程(1000円程の車種もあるが少数)であり、日産は1,500~3000円程となっている。しかし、これは日産の料金設定が高めなので割引を前提に考えても、基本的に4社の料金に大きな差はなく、ほぼ同じと言っても過言ではない

さらに、上記大手4社は、今回紹介した3社(タイムズ/ジャパン/ニコニコ)に比べてかなり高めの料金設定となっているため、学生の選択肢になりづらい。ライターが利用した際は、上記3社でどれも借りることが出来なかった時だけである。ゆえに、レンタカー料金については後述のまとめで4社のうち一番安い1社を軽く紹介するにとどめる。その際の料金は、免責補償に加入しない学生が多いことを踏まえて、生協割引を利用せず、自分でネット予約をした場合の料金を紹介する。免責補償に加入したい人で生協割引の料金を知りたい場合は、以下のURLから公式サイトに行き、生協窓口に置いてあるパンフレットを確認しよう。
 ⇨大学生協レンタカー割引

生協パンフレット。生協外壁に陳列されている資格や免許取得、旅行などのパンフの中にひっそりと佇んでいる…。

トヨタレンタカー

松本駅付近にある大手レンタカー会社。トヨタの会社なので、レンタルできる車は全てトヨタ車。トヨタが大好きな人にはおすすめ。トヨタレンタカーには、タイムズレンタカーの「ピッとGo」のように、「ラク楽チェックイン」という受取時の煩雑な手続きが不要になるサービスがある(利用条件あり)。また、トヨタレンタカーメンバーであれば、Webからの予約で10%オフ(ゴールドなら20%オフ)になる。最近は、無人で貸出できる「チョクノリ」というサービスも始まったので、興味がある人は調べてみてほしい。

返却時のガソリン満タン駐車場あり(松本店のみ)
深夜貸出不可支払方法原則クレカ※
ETC機器標準装備スタッドレス冬季は標準装備

※現金での支払いも可能だが、写真付き証明書などが必要となる。

オリックスレンタカー

松本駅前に1店舗、深志のガソリンスタンドに併設して1店舗、信大周辺には計2店舗展開する大手レンタカー会社。会員登録かつWeb予約で基本料金から10%オフとなるので、利用する際は登録してWebから予約したい。

返却時のガソリン満タン駐車場なし
深夜貸出不可支払方法原則クレカ※
ETC機器標準装備スタッドレス冬季は標準装備

※現金での支払いも可能だが、写真付き証明書などが必要となる。

日産レンタカー

松本駅前通り沿いにある大手レンタカー会社。日産の会社なので、レンタルできる車は全て日産車。会員になると、5~30%オフ(車種/時間により異なる)になる。また、ポイント付与率は1%だが、1pt=10円なので実質10%還元となる。しかし、200pt毎かつ優待券(割引券)としてしか使えないので注意が必要だ。

返却時のガソリン満タン駐車場あり(預かり)
深夜貸出不可支払方法原則クレカ※
ETC機器標準装備スタッドレス冬季は標準装備

※現金での支払いも可能だが、写真付き証明書などが必要となる。

ニッポンレンタカー

信大からの最寄りは、松本駅アルプス口前にある店舗となる。会員登録すると、最大10%(車種/時間によって異なる)になり、他社提携ポイントを付けることができるようになる。

返却時のガソリン満タン駐車場あり(事前連絡必須)
深夜貸出不可支払方法原則クレカ
ETC機器標準装備スタッドレス冬季は標準装備

※現金での支払いも可能だが、写真付き証明書などが必要となる。

結局どこがおすすめ?~まとめ~

レンタカー料金まとめ

軽自動車6h12h24h
タイムズ
ジャパン4,800円4,800円4,800円
ニコニコ2,200円2,420円3,740円
オリックス4,455円4,455円5,940円
普通自動車6h12h24h
タイムズ4,042円?5,775円
ジャパン3,700円4,500円5,800円
ニコニコ2,310円2,525円3,960円
トヨタ/オリックス4,950円4,950円6,435円
大型乗用車6h12h24h
タイムズ10,395円?14,800円
ジャパン9,800円9,800円11,000円
ニコニコ6,380円7,810円9,680円
日産10,763円12,853円18,078円

とにかく安く抑えたい人におすすめ!

ニコニコレンタカー1択。圧倒的安さを誇るニコニコレンタカー。車両の古さなんて気にしない!とにかく安ければ安いほど最高!という方は、ニコニコレンタカーがおすすめ。そんな節約志向のあなたは、任意加入の免責も入らないはずなので、かなり安くなる。元町店に行く場合は、駐車に料金がかかる(500円程)ので、安く抑えるには徒歩or自転車(100円程)がおすすめ!勿論、返却時の給油は併設のガソリンスタンドではなく、付近の「ブルーガス」さんで入れること。そうすれば、一番安く抑えることができる。

安心と安さの両方がほしい人におすすめ!

学生だから安くしたいけど、安すぎるのも少し怖いし安心が欲しい!友人や家族を載せるからある程度安心が欲しい!という方は、タイムズレンタカーとジャパンレンタカーの二刀流がおすすめ。安心度が高いタイムズと少し安心度は下がるけど安くなるジャパンが丁度良い。ニコニコは新車クラスを選ばないと、古い車両にあたることが多いのでちょっと怖い場合はこの二刀流を駆使しよう。ただし、ジャパンレンタカーは借りるのに条件(免許取得年数や年齢)があるので、免許を取得してから、その条件を達成するまではタイムズを使い倒そう。その中で、タイムズのプレミアム会員になれば選択肢もぐっと広がる(前夜サービスタイムや25%オフ)。そして、条件を満たしたらジャパンを使っていく…。タイムズに行くときは、付近にある無料駐輪場を使うのがおすすめ。一方、ジャパンは遠いので車やバイクが無いと大変なのがネック…。

また、マイカーを持ってる(or購入予定)けど、大人数で旅行行くのに車が足りないor大型乗用車を借りたい場合もこの二刀流がおすすめ。ジャパンレンタカーは駐車場があるので、車を持っている人が受け取りに行くことができる。

圧倒的な安心が欲しい人におすすめ!

大手4社(生協割引がある)から選びましょう。保険についての詳細は後述しますが、基本的に保険内容的には各社大差はありません。任意の免責補償は少しでも安心感を増したいのであれば加入しましょう。また、車両の状態や整備状況、利用頻度にも差は在れど大きな差ではないでしょう(格安店除く)。大手4社は、ブランドがあるので、ブランドから来る安心も心理的にはあります。特に、日産の「標準保障」とニッポンの「安心コース」では、人身傷害補償限度額が他より2,000万円高いので、少しでも保険を厚くしたい場合はその2社から選ぶと良い。

各社こんな人におすすめ!

  • タイムズ:ある程度の安心と安さが欲しい人。何も考えずに気軽に借りたい人。他タイムズサービスをよく利用する人(パーキングやカーシェアなど)。運転初心者で免責補償に加入することが前提の人。
  • ジャパン:免許取得年数や年齢の条件を満たしており、安く済ませたい人。マイカーやバイクを持っている人。後輩に「車運転してほしいです」とおねだりされた上級生。安くヴェルファイアに乗ってみたい人。引越用に、バンを借りたい人。人身傷害補償と搭乗者補償の違いを理解した上で、搭乗者補償のみで良い人。
  • ニコニコ:とにかく安さを追い求める人。家から一番近いレンタカーで借りたい人。誰も載せず一人でドライブしたい人。練習として車を乗り回したい人。
  • 大手4社:安心が欲しい人。遠方で乗り捨て(ワンウェイ)したい人。トヨタ車/日産車などこだわりがある人。他のレンタカーで借りれなかった人。心配性の親に「有名店にしなさい」と言われた人(体験談)。

自動車保険はどうする?

今回紹介した7社のレンタカー会社の自動車保険についてですが、あまり大差はありません。借りた人が必ず自動的に加入する基本補償などの基本部分には、対人補償(無制限)や対物補償(無制限)※、人身傷害補償(3,000~5,000万円/人)などが含まれています。例外として、ジャパンレンタカーでは人身傷害補償は無く、その代わり搭乗者補償(1,000万円/人)が設定されているので、人身傷害補償を設定する他社に比べて劣る点は注意が必要。また、車両補償などの補償も基本補償に含まれていることが多いです。
※ニッポンレンタカーのみ「安心コース」に加入しないと「対物補償限度額:3,000万」のままとなる。

予約時に勧められることが多い任意加入の免責補償では、対人/対物補償や人身傷害補償※の補償額は変わらず、NOC・車両補償・自損事故による補償などにおける自己負担金が減額or免除となるだけです(ロードサービスが付くものもある)。
※ニッポンレンタカーの安心コースでは、人身傷害補償限度額が3,000万円から5,000万円に増額する。

物的損害に対する考え方は人それぞれですが、必ず入らないといけないというほどのものでもありません。その時の金銭的事情、同乗者の意見、運転手の運転習熟度などと相談しながら、任意加入の免責補償について考えましょう。

支払方法はどうする?

レンタカー料金を支払う場合は、支払う人を確認する必要があるので、原則クレジットカードのところが多い。クレジットカード以外での支払い(現金や電子マネー、デビット/プリペイドなど)も可能のお店がほとんどだが、写真付きの身分証明や保険証等が必要になるので、事前にお店に電話やWebサイトを確認して来店しよう。また、お店によってはクレカでしか借りられない車種やプランもあるので、よく確認しよう。

ライターあとがき

どうも、ライターのヒロです。
自動車と聞くと、宇沢弘文著『自動車の社会的費用』(岩波新書)という本が頭に浮かびます。いかに、自動車に対して我々社会が費用(負担)を支払っているのかを計測する方法論について書かれた本です。読み進めるうちに、内容がゴリゴリの経済学部になるので、後半は専門以外の人は読まなくてもいいです(笑)。但し、序盤は一度読んでみるといいかも。特に驚いたのが、「日本における可住地面積当たりの自動車保有台数は異常に高い」という事実。ふむ。確かにそうかも…と思いつつも、半信半疑で計算してみると、あら不思議。各国と比べてとんでもないことが分かります。

そういえば、山ばかりで住める場所(可住地)が少ないのに、よく渋滞を起こす場所が身近にありますね…。そうです。松本です。はたから見ている分には気づきづらいですが、実際に運転するようになるとその事実を身に染みて感じます。レンタカーして車に乗ると、そんな事実も体験できるので是非レンタカーしましょう。

その時に、この記事が皆さんの一助になれば幸いです。また、別の記事でお会いしましょう。

ところで、日本に適した交通手段って何なんですかね?

この記事を書いた人

ヒロ

ヒロ

信大GUIDEメンバー・経法/法所属 色んな分野をつなぐことが大好物。

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