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信大の中ってどうなってる?信大松本キャンパスガイド

  • 2021.03.06
  • 2022.11.04
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信州大学は県内に上田、長野、伊那、そして松本に合計5つキャンパスを持っています。

松本キャンパスはその中でも1番大きく、大学の本部も設置されています。医学部、人文学部、経法学部、理学部の学生は大学生活の全てをここで過ごし、どの学部の学生でも1年生は全員ここで学びます。

今回は、そんな松本キャンパス内にある大学生活に役立つ施設を紹介していきます!

まずは全体像を把握しよう!

まずはキャンパスの全体像を見てみましょう。松本キャンパスは、JR松本駅の北東約2kmのあたりにあります。

縦約600m×横約400mの南北に長い形をしていて、広さは農学部がある伊那キャンパスに次いで2番目です(伊那キャンパスは森の中にあって桁違いに広いです)。

大学に直接関わる施設以外にも、附属病院や付属の小中学校・幼稚園も併設されています。そのため、一般の学生が利用する範囲はもう少し狭くなります。

それでも高校までとは比べものにならないくらいに広いため、入学したばかりのころはキャンパス内で迷ってしまうこともしばしば。

今回は、多くの学生が利用する機会がある施設に絞って紹介していきます!

出典:信州大学ホームページ

【6】蔵書量54万冊!「中央図書館」

勉強のとき学生みんながお世話になるのがここ、中央図書館です。他にも各キャンパスの図書館と医学部図書館がありますが、大きさも蔵書数も中央図書館が最大です。

中央図書館の蔵書は2019年時点で約54万冊あり、他の大学と比べて多いとは言えないまでも、他学部の図書館と合わせれば120万を超える蔵書数になります(付属図書館要覧2020)。

また、中央図書館は2015年に増改築工事が行われたばかりで、外観も内装も現代的で清潔感があります!他の図書館と比べても圧倒的にきれいで、居心地が良いですよ!授業の間の空き時間など、ちょっとした時間を快適に過ごせます。

通常の開館時間は午前8時45分。閉館時間は曜日によって異なり、平日は22時、休日は19時や21時となります。通常の対面授業の場合はテスト期間になると、閉館時間ギリギリまで沢山の学生がここで勉強しています。

中央図書館の詳細はこちら

【22】1年生は特に利用する機会が多い「全学共通機構」

共通教育を受講するための教室や、学生のさまざまな相談に対応する窓口があります。

共通教育とは、大学生としての基礎的な力を身につけるための授業で、さまざまな分野を扱っています。それらを取り扱う「共通教育科目」とよばれる授業を1年生全員がこの建物で受けます。最初の1年間はここで勉強する機会が多いですね。

一階には学生生活に役立つ様々な窓口があります。学割などの証明書が発行できたり、学生総合支援センターで学生生活全般に関することを相談したりすることができます。

学生相談センターでは、「一人暮らしで寂しくて辛い」「授業の取り方が分からない」「奨学金を申し込みたいけど制度がよく分からない」「バイトを辞めたいがなかなか辞めさせてくれない」など、様々な悩みに丁寧に対応してもらえます。

私の友人には同級生からセクハラを受けて相談にいった人がいましたが、そのときも親身になって話を聞き、相手にも適切な対応をしてくれたようです。なんでも相談したいこと、困ったことがある場合はぜひ利用してみましょう。学外でのトラブルや悩みごとの対応も行っています。

【23】松本キャンパスの最大の学食「あづみホール」

出典:信州大学ホームページ

購買書籍部の2階にある、松本キャンパス最大の食堂です。1年生の利用が多く、昼休みにはたくさんの学生でにぎわいます。対面授業があるときは、毎日外まで長い列ができていました。

ラーメン、そば、うどんといった麺類や、丼、カレーなどのごはんもの、さまざまなおかずを取り揃えてあり、栄養バランスのとれた食事を取るには最適です!期間限定メニューもあるので、季節ごとにいろいろなメニューを楽しめますね。

ケーキや今川焼など、デザートもおいしいですよ!

【3】学食、購買、レストランまである「旭会館」

大学生協の本部がある建物です。

生協は大学生の生活サポートをしてくれる組織で、大学内の学食の運営や保険の管理など、さまざまの援助をしてくれます。生協事務室では学食パスの更新など、様々な手続きを受けつけています。保険の相談や更新も同じ窓口で行えますよ。

またライジングSUNというレストランもあり、他の学食とはちょっと違った日替わり定食が食べられます。学食よりも落ち着いた雰囲気で食事をすることができる場所です。

この建物の一階には学食があり、医学部や理学部の学生/職員がよく利用します。ATMや購買も同じ階にあってとても便利です!購買はちょっとしたコンビニみたいなお店ですね。

【3】書籍が1割引で買える「生協購買書籍部」

小説や新書、教科書やマンガまでたくさんの本が揃っている、大学内の本屋さんのような場所です。文具やPC関連用品も揃っているので、大学での勉強で必要なものはここで揃いますよ。書籍は、生協組合員であれば10%OFFで購入できるので積極的な利用がおすすめです。ほとんどの学生は入学時に生協組合員になるので、他のお店よりもお得に書籍を購入できます!

また、カウンターでは電車や高速バスの切符の予約、自動車学校の入校の受付やお得な旅行プランの相談ができます。ゼミやサークル合宿で利用してみてください。お得に旅行を楽しめちゃうかも…?

PCトラブルや修理の相談も受けられます。もしPCに不調があればここのサービスカウンターでいつでも対応してくれます。大学生活をサポートしてくれる強い味方です!

おまけ:【31】国登録有形文化財「赤レンガ倉庫」

最後にちょっと面白い、歴史的な建物の紹介です。赤レンガ倉庫は正式名称を「旧松本歩兵第五十連隊 糧秣庫」といい、国登録有形文化財です。赤レンガ造りの建物は他にも、現在医学部のサークル棟として利用されているものがあり、どちらも医学部が管理しています。ちょうど医学部の前、医学部駐車場の隣にあります。

これらの建物は1908年(明治41)に建設され、100年以上の歴史を持っています。名前の通り、この建造物の起源は旧陸軍にあります。戦前現在信州大学松本キャンパスがある敷地は、陸軍第五十連隊の駐屯地として利用されていました。その際に食料庫として用いられていた建物が現在にも残っています。当時は同様の建物がもっと並んでいたようですが、現在は取り壊されて医学部の駐車場となっています。

レンガの積み方を外から観察すると、レンガの長手と小口が一段づつ交互に並べられたイギリス積みという様式になっています。他にもフランス積みや長手積みといった積み方がありますが、その中でもイギリス積みは非常に頑丈なスタイルです。現在は中に入れないようになっていますが、外から眺めるだけでも歴史を感じられますね!

最後に

いかがでしたか?

松本キャンパスはとても広く、これ以外にも様々な建物や施設があります!学部によっては全く利用しない施設もありますが、せっかくなので一度探検してみるのも楽しいかもしれないですね!

ちなみに、信大の公式サイトにもキャンパス案内が掲載されているので、そちらも見てみてくださいね。

▼信州大学松本キャンパス案内
https://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/guide/matsumoto/

この記事を書いた人

たっきー

たっきー

シンダイガイド創設者。信州大学経法学部OB。取材、撮影、デザイン、Webサイト構築、イベント企画までなんでもやります!記事は取材系、タイアップ系、アウトドア系が多め。長野県の大学生が充実した学生生活を送れるように、使いやすいWebサービスをお届けしていきます!

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