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【招待券が当たる!】「ジブリパークとジブリ展」体験レポート【10/10まで】

  • 2022.07.19
  • 2022.10.18
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  • 長野

こんにちは、たっきーです!

今回は、7月16日から長野市にある長野県立美術館で開催中の「ジブリパークとジブリ展」の体験レポートをお届けします!

7月15日に報道機関向けの内覧会があり、信大GUIDEからも私たっきーが参加させていただきました。この記事では、内覧会で体験した展覧会の魅力を余すところなくお伝えします!

また、主催の皆さまから無料招待券を5枚ご提供いただきました!今回も読者の信大生にプレゼントさせていただきます!応募方法などは記事の最後で!

「ジブリパークとジブリ展」とは?

© Studio Ghibli © Kanyada

2022年11月1日に、愛知県の「愛・地球博記念公園」内にジブリの世界を表現した公園施設「ジブリパーク」が開園するのをご存知ですか?

今回の「ジブリパークとジブリ展」では、ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗監督の作品や仕事を振り返りつつ、初公開のジブリパークの制作資料を通して一足先にジブリパークの魅力に触れることができます。

全国5会場で開催される予定ですが、長野県立美術館がその最初の会場となっています。せっかくのチャンスですので、信大生の皆さんぜひ行ってみてくださいね!

開催期間2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
会場長野県立美術館(長野県長野市箱清水1-4-4)
営業時間9:00~17:00(最終入場16:30)
入場券一般1500円、中高生1000円、小学生700円、未就学児無料
※事前に日時指定券の購入が必要です
チケット購入https://ghiblipark-exhibition.jp/nagano/

【レポート1】宮崎吾朗監督インタビュートーク

フォトセッションの様子

報道内覧会の前に、宮崎吾朗監督によるインタビュートークが行われました。

宮崎監督といえば、信大の農学部を卒業されている我々の大先輩ですね!

インタビュートークでは、今回の展示やジブリパークの見所、制作に込めた思いなどをお話しされていました。短時間ではありましたが、時折冗談を交えながらにこやかに話す姿にすっかり魅了されてしまいました。

冗談を交えながら笑顔で語る宮崎監督

お話の中で特に印象的だったのは次の2点。

1点目は、ジブリパークに対する思いです。ジブリパークはもともと、「三鷹の森ジブリ美術館」で数々の企画展を実施する際に製作してきた立体造形物をおさめる倉庫が必要となったことがきっかけとなり、「ジブリの大倉庫」からスタートしたそうです。宮﨑駿氏・高畑勲氏・鈴木敏夫氏らが30年以上に渡ってつくり続けてきた映画が、消えたり忘れられたりすることがないようにするための場所として、ジブリパークという形にしたと語っていました。

2点目は、ジブリパークのスケールの大きさです。宮崎監督のお話の中で、「今回の展示の100倍、1,000倍の内容がジブリパークにつまっている」という言葉がありました。私は今回の展示だけでもその内容の濃さに驚愕したのですが、それを100倍も1,000倍も上回るものがジブリパークに詰まっていると聞くと、ワクワクが止まりません!

宮崎監督のお話を聞いて、展示とジブリパークへの期待がグッと高まりました!

【レポート2】「ジブリパークとジブリ展」報道内覧会

インタビュートーク後は、実際に展示を見てまわることができました!写真を使いながら、主な内容と見所をご紹介します!

入口:トトロ&ネコバスと歴代ポスターがお出迎え

展示室入口にはトトロ、さらに右に進んでいくと大きなネコバスがいて来場者を出迎えてくれます。

展示室入口
ネコバス
※7月平日限定で外観の写真撮影が可能です

周囲の壁には歴代の映画ポスターがずらりと並び、一気にジブリの世界に引き込まれます。

歴代の作品たちのポスター

ネコバスの中はベンチのようになっていて、実際に座ることも可能。

ネコバスの内部

ここから先は4つの章で構成された展示が続きます。順番に紹介しましょう!

第1章:はじまりは三鷹の森ジブリ美術館

第1章の展示室の様子

東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」は、宮崎吾朗監督が初めてスタジオジブリと関わりを持った仕事です。それまで公園緑地の計画などの仕事に携わっていた宮崎監督は、鈴木敏夫プロデューサーからの依頼を受けてこの美術館の総合デザインを手がけ、初代館長にも就任しました。

第1章の展示室の様子

この章では、父である宮﨑駿監督による美術館構想時のイメージボードや、それを実現するまでの宮崎吾朗監督による制作資料などが展示されています。

宮崎吾朗監督のスケッチ

第2章:アニメーションの世界をつくる

第2章の展示室の様子

ジブリ美術館の館長を4年務めたのち、宮崎吾朗監督はアニメーション映画監督としての活動をスタートさせます。2006年の『ゲド戦記』、2011年の『コクリコ坂から』、そして2020年の『アーヤと魔女』といった作品を世に送り出してきました。

第2章では、これらの作品のベースとなったイメージボードやキャラクター設定資料、背景美術などが展示されています。

『ゲド戦記』の背景美術

特に、スタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション作品となった『アーヤと魔女』については、三鷹の森ジブリ美術館で開催された企画展示「アーヤと魔女」展が再現され、作品の制作過程が膨大な数の資料と映像によって丁寧に解説されています。ジブリ映画ができるまでの様子を詳細に知ることができる、貴重な展示です。

「アーヤと魔女」展の再現展示の様子
『アーヤと魔女』の設定資料

第3章:アニメーションの世界を本物に

第3章の展示室の様子

ジブリ美術館の次に宮崎吾朗監督が挑戦したのが、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博(愛知万博)」のパビリオンとして、映画『となりのトトロ』に登場する「サツキとメイの家」を建設するプロジェクトでした。

「サツキとメイの家」の模型

映画のセットではなく「人が住める本物の家」をテーマに建設されたこの家は、万博閉幕後も大切に管理され、ジブリパークの施設のひとつとして引き続き公開されます。

「サツキとメイの家」の内観写真

第3章では、ミニチュア模型や写真などを用いて「本物」にこだわったポイントが紹介されています。

「サツキとメイの家」のパーゴラ

第4章:ジブリパークのつくりかた

第4章の展示室の様子

ジブリパークの最大の特徴は、既存の公園を活かしながらジブリの世界が表現されるところです。展示内で流れていた宮崎吾朗監督のインタビュー映像でも、テーマパークをつくることで本来の公園が失われては本末転倒といったお話がありました。

第4章の展示室の様子

温水プールがあった空間に、まるでひとつの街のようにつくられた「ジブリの大倉庫」。『耳をすませば』や『猫の恩返し』の世界を表現した「青春の丘」など、どのエリアもアニメーションの世界を自分の足で体験できるようになっているそうです。

第4章では、そんなジブリパークの世界観を少しだけ体験することができます。

第4章の展示室の様子
第4章の展示室の様子
第4章の展示室の様子

エピローグとショップ

展示の最後には、『千と千尋の神隠し』に登場するカオナシと一緒に写真を撮れるフォトスポットもありました!私は1人で参加していたので、別のメディアの方にお願いして撮影していただきました。

フォトスポットでカオナシと2ショット

また、様々なジブリグッズを扱うショップもあります!「ジブリパークとジブリ展」限定の商品や先行販売商品といったジブリグッズが揃います。こちらのショップは入場者限定です。

ショップの様子

感想「楽しすぎました」

「ジブリパークとジブリ展」の魅力は伝わったでしょうか?私自身も本当に楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

とにかく展示の密度がすごいです。ただ過去の作品を振り返るだけでなく、作品ができる過程や空間づくりへのこだわり、そしてジブリへの愛がぎゅっと詰まった展示だったと思いました。

今回の内覧会では約1時間半展示を見ることができたのですが、正直全然時間が足りませんでした!今度はメディアではなく、いち来場者としてゆっくり見に行ってみたいと思います!

そして、ジブリパークへの期待もめちゃくちゃ高まりました!お隣の県ですし、オープンしたら絶対に行ってみようと思います!その際はまた記事にもしたいと思うのでお楽しみに!

【読者プレゼント】「ジブリパークとジブリ展」の無料招待券プレゼント!

主催の皆さまより「ジブリパークとジブリ展」の無料招待券をご提供いただきましたので、抽選で5名の信大生にプレゼントします!

応募方法

下のボタンからフォームに移動し、必要事項を入力して送信してください。

応募締切:2022年7月26日(火)

  • 応募は信大生に限ります(応募時に大学メールアドレスの入力が必要です)
  • 応募は1人1回に限ります
  • 当選者にはメールでご連絡ののち、招待券を郵送でお送りします

皆さんからのご応募お待ちしています!


© Studio Ghibli
© Museo d’Arte Ghibli

この記事を書いた人

たっきー

たっきー

シンダイガイド創設者。信州大学経法学部OB。取材、撮影、デザイン、Webサイト構築、イベント企画までなんでもやります!記事は取材系、タイアップ系、アウトドア系が多め。長野県の大学生が充実した学生生活を送れるように、使いやすいWebサービスをお届けしていきます!

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