シンダイガイド|信州の学生と地域をつなぐWebメディア

【信大新入生必見】おすすめ共通教育科目7選(Part2)

  • 2022.03.15
  • 2022.11.04
  • お役立ち
  • 新入生向け
  • 松本

こんにちは!ひとみんです。

前回がんちゃんが書いてくれた「おすすめ共通教育科目Part1」に続くPart2をお届けします!私は数学教育コースで理系よりの学科ですが、文系の授業も多く取っていました。私自身が受けて面白かった授業を7つ紹介していきたいと思います!

前回がんちゃんが書いてくれた記事のリンクを貼っておくのでこちらも是非見てみてくださいね!

まずはじめに

私のプロフィール

私の学科や授業選びの基準を載せておきます。参考にしたい人は見てみてください。

簡単なプロフィール

2021年度入学・教育学部数学教育コース

私の授業選びの基準

自分の性格対策
計算系や物理系は苦手(数学教育コースなのに…とか言わないでください)文系科目か環境系の科目を選ぶ
朝が苦手(前期で気が付いた)1限の授業は必修以外でなるべく取らない(後期のみ)

記事の見方について

この記事は最初に授業情報の概要を表に記載してあります。表の見方は以下の通りです。

開講日2021年度に授業が行われた曜日、時限を書いています。【EA】と書かれているものはe-leaning形式のものでオンラインでの授業のものとなります。また、前期・後期に同じ授業が一部ありますが、内容が変更になっている場合もあります。
担当教員授業を担当する先生の名前が書いてあります。カッコ内は先生が所属している学部・部局を表しています。
授業形態「講義」or「演習(ゼミ)」のどちらか一つが書かれています。
授業区分それぞれの授業の区分を表しています。詳細は他の記事で詳しく説明します。
成績評価方法授業によって出席店・レポート課題・テスト形式等様々な評価の方法がありますが、その形式を簡単に紹介していきます。

注意!

この情報は2021年度のものです。2022年度以降は講義が開講されない、担当教員が変わる、成績評価方法が変わる等の変更があることもあります。参考程度に閲覧してください。   

おすすめ授業7選

税法入門講義

基本情報

開講日前期:木曜3限
担当教員橋本彩先生、山沖義和先生、船渡康平先生(社会科学系) 他
授業形態講義(オムニバス形式)
授業区分基盤系/現代社会論
成績評価方法期末試験

概要

最初にご紹介するのは「税法入門講義」です!

「税法」と聞くと難しいように感じるかもしれませんが、先生方が易しく説明してくださるので、全く税に関する知識が無くても授業を聞いていれば理解できます。税に関することは自分の生活に関わることなので、知っておいて損はないと思います。私は大学生になったらお金の管理は自分でやらないといけないなあ…と思っていたので、お金関連のことを学びたくてこの授業を受講しました。

内容

この授業はオムニバス形式と言って、回ごとに授業をする先生が変わります。実際に税務署の方を講師として招いての授業回が多かったです。先生が変わると毎回の授業を新鮮な気持ちで受講することができました。

課題・評価について

毎回の課題はありませんでした。評価はほぼ期末試験によります。2021年度の期末試験問題は先輩方からいただいた2019年度のものと似ているものが多かったという印象です。過去問と違う問題でも授業で配られる(eALPSにPDFで提示される)レジュメの内容から出ていました。私はほぼ前日しかテスト勉強しなかったんですが、単位は取れました。

金融リテラシー

基本情報

開講日後期:月曜4限
担当教員山沖義和先生、青木周平先生(社会科学系) 他
授業形態講義(オムニバス形式)
授業区分教養系/人文・社会/経済学・経営学
成績評価方法2回ほどの課題、期末試験

概要

次にご紹介するのは「金融リテラシー」です!

税法入門講義で金融関連に興味を持ち、ファイナンシャルプランナーの資格を取りたいと思ったのが、この授業を受講しようと思った理由です。テスト評価の授業で過去問が手に入らずにテスト前はとても焦りました。当時は辛かったけれど、今では楽しい思い出です(笑)

内容

この授業もオムニバス形式です。オムニバス形式の授業は単位が取りやすいように私は感じました。銀行、税金、保険、年金など生活していくうえで必要なお金についてのことや人生設計・人生計画を学べます。税法入門講義と内容が被っているところもありました。

課題・評価について

授業が終わるごとにeALPS上で2分ほどで終わる簡単なアンケートに答えることで出席とみなされます。全15回の授業を通して2回課題が出されました。また、期末試験があります。こちらは過去問が手に入らなかったのでテスト前2、3日でテスト勉強をしたのですが、授業が理解できていれば単位をもらえるだけの点数は取れると思います。

ドイツ語初級(文法)Ⅰ

基本情報

開講日前期:火曜1、5限
担当教員浜泰子先生(非常勤講師)
授業形態講義
授業区分基盤系/言語(1年次)/ドイツ語
成績評価方法毎週の課題、期末試験

概要

お次は第2外国語から「ドイツ語初級(文法)Ⅰ」!

「進撃の巨人」でドイツ語に出会い、「かっこいいな~大学行ったら絶対ドイツ語やろう」と思っていたので取りました。(動機が小学生みたいですみません…)ドイツの文化も交えて学べるので面白くはあったのですが、高校までの英語のようにマメに勉強しないと授業についていけなくなります。

信大では人文学部以外の学生は第2外国語は必修ではありません。しかし、第2言語の授業を受講すると一般教養の単位として1単位ぶん加算されます。ドイツ語の他には、中国語、フランス語、ハングル、スペイン語があります。それぞれの言語には3種類の授業があります。対話がメインの読解・会話、言語のルールがメインの文法、それら2つを1つの授業で学ぶ総合です。また、先生も1人ではなく複数人ずついます。

私はこの授業と平行して前期に「ドイツ語初級(読解・会話)Ⅰ」、そして後期にこれら2つの授業の続きとして「ドイツ語初級(総合)Ⅱ」を受講しました。

内容

前期でやったⅠの内容の続きを後期でⅡとしてやるので、ドイツ語に興味がある人は前期からの受講をおすすめします。授業でも自習でもよく使うのでドイツ語の辞書も購入します。

課題・評価について

毎週の課題が出されました。課題というよりは授業の予習・復習といったイメージです。私が受講した2021年度の期末試験はコロナのため、オンラインでの実施でした。他の授業の期末試験よりも難しいという印象でした。言語なので覚えていないと何もできないからです。しかし、分からないところは質問しておく、コツコツ予習・復習をしておきさえすれば解ける問題ばかりだと思います。

環境保全論入門

基本情報

開講日前期:火曜2、3限
担当教員江川信(総合人間科学系)
授業形態講義
授業区分教養系/環境・健康/環境科学
成績評価方法中間レポート、期末レポート

概要

お次の授業は「環境保全学入門」!

環境系に興味があったので受講しました。授業名に「入門」と入っている通り、環境の中でも簡単な内容、自分たちの身近な生活に結びつけやすい内容だったので楽に受講できました。江川先生の授業は受けていて楽しいし、評価も厳しくないので人気の授業です。

内容

環境問題全般を扱っている授業です。誰でも知っているような地球温暖化などを取り上げて解説してくださるので難しいと感じた回は無かったです。授業スライドも写真や図表、グラフが豊富なのでイメージを持ちやすいです。毎回の授業で1、2回周りの5~6人でグループを作って意見交流をするので、友達と受講すると楽です。

課題・評価について

内容にも書きましたがグループ活動があり、グループ活動で話し合ったことや自分で考えたことをGoogleフォームに書いて提出することが出席確認となります。中間にも期末にもレポートがありますが、2000字程度なので思っているよりもすぐ書けます。評価は優しめです。

農環境保全学

基本情報

開講日後期:火曜4限
担当教員齋藤勝晴先生(農学系) 他
授業形態講義(オムニバス形式)
授業区分教養系/自然・技術/生物学の世界
成績評価方法小レポート、期末レポート

概要

次の授業も環境系の「農環境保全学」!

先ほどの環境保全論入門を受講したことでさらに環境系に興味を持ち、受講しました。期末レポートが3000字のレポート2個なので量だけ見ると大変そうですが、私が環境系の授業とは相性が良かったということもあり意外とすらすら書けました。

内容

この授業もオムニバス形式の授業で、農学部のキャンパスから毎週先生が来て講義をしてくださいます。授業内容によって講師の先生は変わります。環境の中でも農業を取り巻く環境に焦点を当てた授業です。農薬や病気について詳しく(農学部の専門科目ではもっと詳しいみたいですが…)学べます。

課題・評価について

授業を行う先生にもよりますが授業ごとに小レポートの課題が出されます。A4半分~1枚ほどの文量、内容も講義を聞いたうえでの考察や感想なのでそこまで負担になりません。期末レポートは3000字のレポートを2個提出なので少し多いです。しかし、提出期限が長く、詳しくレポートの議題が提示されるので書きやすいという印象でした。

「右肩下がり」の時代を生き抜くための倫理学

基本情報

開講日前期:金曜1限
担当教員三谷尚澄(人文科学系)
授業形態講義
授業区分教養系/人文・社会/哲学
成績評価方法中間レポート、期末レポート

概要

ここからは倫理・哲学系の授業です。まずは「『右肩下がり』の時代を生き抜くための倫理学」!

これは前期で一番好きだった授業です!倫理学に興味を持っていたので倫理学系の授業は絶対に受けたいと思って受講しました。人気がある授業なので抽選は少し厳しいかもしれません。授業名もインパクトがありますよね。自分の人生、周りの人の気持ちについて改めてじっくりと考える貴重な機会になりました。

内容

先生による講義を聞いて思ったこと・考えたことを受講者全員の前で発表していきますが、発表は強制ではなく、発表したい人だけが発表するという感じでした。先生だけでなく、自分と同年代の人の意見を聞けるというのが新鮮でした。具体的な場面を提示してくださるので考えやすかったです。教科書や参考書となる本も自分を見つめ直すきっかけになるような読んでいて面白いものでした。

課題・評価について

毎回の授業で教科書の中から指定されたページを読んで議題に沿って自分なりに考えてくるのが毎週の課題でした。課題の確認はありません。評価は中間レポートと期末レポートで行います。字数は2000字以上だったと思います。(記憶が曖昧ですみません。)

自己発見の方法

基本情報

開講日集中・不定【EA】
担当教員田村亮子先生(清泉女学院大学)
授業形態講義
授業区分教養系/人文・社会/哲学
成績評価方法毎週の課題

概要

最後におすすめする授業は「自己発見の方法」です!

この授業が後期では一番好きでした!将来どうなりたいかや自分の得意なことを自分でも分かっていなかったからタイトルにひかれた、EAだからという2つの理由で受講しました。

内容

この授業は信大の先生によるものではなく、清泉女学院大学の先生による授業です。オンデマンド形式の授業なので、1週間の中でならいつでも好きな時に受講できます。自分と向き合うにはどうしたらいいか、周りの環境は自分とどう関わっているか、というようなことを学べました。毎週、感想・意見の提出があるので、自分の考えを文字に起こす練習にもなりました。他の受講者のコメント(授業の感想や考えたことなど)も見ることができ、更に自分の考えを深めることができました。

課題・評価について

毎週出される課題のみでの評価となります。授業動画を見たうえで動画の最後に示される議題に自分なりに考えて解答していくというものです。字数は毎授業1500字前後です。正解はなく、考えたことやその理由を書くのですぐに字数まで達します。なかなか最高の評価はもらいにくいですが、哲学系のことについて考えることが好きという方、興味があるという方は単位は取りやすいと思います。

ライターあとがき

いかかでしたでしょうか。私は環境系や倫理・心理学系に興味があったので、それらに関する授業を中心に履修計画を立てました。
しかし共通教育科目は抽選のため、自分の思うように履修はいきませんでしたが、取った授業はしっかり聞けば楽しいと思えるものばかりでした。興味がない分野にも触れて好きになれるかもしれないという面で共通教育科目も必修科目と同じくらい大切なのではないかとおもっています。

テスト評価の授業を取る方へのアドバイス

ここで、評価がテストの授業を取る方へのアドバイスを。
言語系の授業以外は一夜漬けでも単位は取れるものが多いです。私も一夜漬けで良、可なら取れました。しかし良い成績を取りたいなら、やはりコツコツ勉強することをお勧めします。また、少しでも楽に勉強をしたいというならば、先輩や同期から過去問をもらってそれに取り組むのが一番だと思います。思っていたよりも過去問と同じ問題が多い印象でした。

EAの授業を取る方へのアドバイス

また、EAの授業の受講を考えている方へのアドバイスも。
EAと言っても前期中・後期中いつ見てもいいものと、1週間などと期限が決められているものとあります。最初に確認しておかないと単位を落とすことになりかねません。私は教育学部の必修の授業を、前期中ならいつでも見れるからと後回しにしていたら授業動画は見られても課題の締め切りは毎週あったため単位を落としてしまいました…受講前に十分ご確認を!

まとめ

最後に、レポート評価の授業でも、テスト評価の授業でも出席が足りないとそもそも評価をしてもらえないし、出席は後から挽回できるものではないので、出席だけはしっかりしましょう。
親には内緒なんですが、私は一限の共通教育科目、寝坊と出席確認(教室の機械に自分の学生証をかざすだけ。2022年度からは出席確認の方法が変わるみたいです。)のし忘れで出席日数が足りず期末試験を受けられなかった科目があります(泣)

以上、私自身の反省も含めたおすすめ授業の紹介でした!

信大GUIDEには、履修登録の仕方の記事や信大の学生用ホームページeALPSの使い方の記事などもあるので、そちらも合わせて参考にしてみてください!

では、また別の記事で!

この記事を書いた人

ひとみん

ひとみん

信大GUIDE 2.5期メンバー。21教育。食べることが大好き。信大の魅力、長野県の魅力を伝えていけるように頑張ります!

関連記事

すべて見る